291の詩
言葉が止まっているときの僕は、
僕自身も認識していない僕で、
そいつは僕をちっちゃな箱ぎゅうぎゅうに詰め込み、
鎖でグルグル巻きにしている。
身動きを取れないと嘆く僕は、
本当は錠がかかっていないことを知りながら、
気付いてないフリをする。
そのうち忘れてしまうんだ、
僕も、僕自身も認識していない僕も、
その存在を。
2004.10.4
292の詩
「皆がワイワイ楽しく話している」
僕は皆と同じように、仲良くしたいな、、、なんていつも思う。
ちょっと勇気を出して、仲間に入ってみる。
どうして勇気がいるのかというと、話が盛り上がらないだろうなと思うから。
やっぱりなんだか居心地が悪い。
だから何か用事を見つけて、その場を去るんだ。
「再び皆がワイワイ楽しく話している」
僕は孤独で仲間を求める。
僕だけではない、人は皆孤独だ。
異なる意見を持つもの、それは己の存在を認識できない者。
「相変わらず皆でワイワイ楽しく話している」
僕は疑問に思う。
人が楽しいと感覚するものは何か?
自己満足と自己満足が見事に融合する世界。
「いつまでも皆がワイワイ楽しく話している」
遠くから眺める僕は、多分楽しいのだろうなと感覚する。
− ボ・ク・ハ・タ・ダ・ボ・ク・ノ・ミ・チ・ヲ・ユ・ク −
僕の弱さが滲み出し言葉を求める。
表現できないものの存在の認識に困惑する。
それでも僕は言葉を求める。
そう欲するのだから。
2004.12.11
293の詩
【 君に宛てたい手紙 】
「いつも笑顔をありがとう」
僕はたった1度たりとも、
感謝の言葉をかけてあげられなかったことを後悔しています。
最後の最後まで嫌な思いをさせました、
君の家族や友達にまで迷惑をかけました、
全ては自分勝手な考えからです。
本当に僕には君が必要で、大切にしたかった、
これが今の気持ちです。
まるで昨日のことのようです、
君がずっと幸せでいてくれることを願っています。
2004.12.18
294の詩
全てのこと、僕がしたいのか?したくないのか?
全てのこと、僕がするのか?しないのか?
2005.1.1
295の詩
2005、ついに時代を知る。
時空に点在する現在という名のもの。
僕らは時代の産物か?
いや僕らが時代を創造したんだ。
しかし、一個体は現在という時空に格納されるは事実。
だからこそ、人々は戸惑う。
「理想を掲げることと、嘆き悲しむこと、野蛮に振舞うことは同様か?」
元々条件つきの歩みなんだ。
無限に対する有限が条件。
知ることは諦める理由にしてはならない。
受け入れることにこそ希望。
僕らは想像を絶する森羅万象の最先端に位置している。
どんなにもがいても、地の果ての断崖絶壁で突風を受けながらバランスを取っているに過ぎないだろう。
それでも、一度静かにまぶたを閉じて、ゆっくりと開いてごらん。
全ては美しく輝いているはずさ、
全ては温かく迎え入れてくれるはずさ、
全ては心地よく響いているはずさ、
そして、涙に溢れる。
引きちぎられるような胸の痛みを経験した分だけ。
2005.1.9
296の詩
誰かを好きになりたいな、
もう何も周りが見えなくなるくらい。
僕が見たいのは君のとびっきりの笑顔なんだ。
いくら世の中が荒れ狂っていても平気さ、
だって、君がいてくれるのだもの。
君の声を聞くだけで僕は無敵になってしまうんだ。
誰かを好きになりたいな、
もう周りの音が聞こえなくなるくらい。
2005.1.15
297の詩
僕は一人。
どこにいても、誰といても、
僕は一人。
「触れたいんだ」
遠い未来の姿に。
今は想像の世界、
やがて創造される世界。
僕は一人。
どこにいても、誰といても、
僕は一人。
「全てが無であったなら」
と本気で空想する現実。
生と死の境界が薄れゆく、
いや境界こそ空想。
2005.1.18
298の詩
1、僕は思う。決して間違っていないと。
2、僕は思う。何かが間違っていると。 GO TO 1
2005.2.12
299の詩
君への想い、時が奪い去っていく。
何度も聞いたそうなセンテンス、
ずっと否定し続けていたのに。
まだ忘れちゃいない、
でも自分勝手に造り上げたストーリーなのかも。
僕の記した言葉たち、
次第に僕から乖離していく。
所詮、一時的な感情の産物なんだ。
当然のこと、
僕は時空を介して存在している。
2005.2.23
300の詩
戯言だ、そう映る。
心を開けるはずがない、そう決めつける。
やりきれない思いは身体を震わす。
孤独という不安に思考は乱れる。
”人間”それはものを考え始めた動物。
それだって、欲求を満たすためのもの。
この世界、なぜ成り立つ、何が成り立たせている?
答えなんて知ってる。
だから書くんだ。
2005.2.17